最近、ストーリー5.5後期を(ようやっと)終わらせました。 まだクリア後の残クエストが残っているものの、現時点でのストーリー感想……というか自分の世界観理解について書いていこうかなと思います。
v5.5のみでなく、v5やドラクエ10全体の印象の話になると思います。
最初に、v5が始まって、v5.1の時に
v2までは、魔族との戦いは異形のもの、強大な理解できぬものとの戦いだと感じていました。 また、彼らのやり口は苛烈で、人類(六種族)・世界を滅亡させるのである、という意思がビンビンに伝わってきていました。
それを一番強く感じたのは
そもそもは勇者システムへの対抗として、大魔王(冥王)をアストルティア側で誕生させる装置としてのレイダメテスでしたが、それ自体が世界滅亡直前まで追い込み、 まさに神話における神か悪魔の鉄槌で、現実でいうと核兵器を使用するかのような殺意の高さを感じました。
それが、v5.0、v5.1をやって驚いたのは、魔族の人間くささです。 また、ヴァレリアのアストルティア侵攻の目的も世界、人類の滅亡というよりは、領土紛争のような目的になっており、 魔界に舞台がうつってからの魅力的な登場人物たちの描写は、話の通じない種族ではないと思えるものでした。
魔族に対する印象は、
人間絶対殺すマン的なエイリアン → 長らく戦争中の外国人
というイメージに、自分の中でおおきく様変わりしました。
その時の印象をまとめたものが上記日誌になります。
当時の日誌の最後に下記のように締めました。
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歴史開闢以来、人間と対立し続けているのは何故なのだろうか?
彼らは土地を得たいだけなのだろうか?
ならば何故、絶滅戦争がごとき苛烈な侵攻を繰り返すのだろうか?
やはり神と邪神の代理戦争なのだろうか?
謎が明かされる時は来るのだろうか?
魔族とはなにものか?
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これについてのアンサーというか、整合性をとっていきたいと思います。
基本的に5.5後までに明らかになった情報で、自分の中では結構、納得がいっています。
■最初に相対した魔族が特殊すぎた
まずは、シュキエルさんのこのセリフから考える。
「魔族とひとくくりになっているが、v1~v2(特にv1)の主敵は、異界滅神の手先としての側面が強い」
ということだろうと思います。
異界滅神はその名の通り、まさに「人間絶対殺すマン的なエイリアン」だったので、 その意思が反映されているとおぼしき、v1で出てきた魔族がほぼ、えげつなく人類の破滅を願う存在であったのは納得するところでした。
ネルゲルはもちろんのこと、魔軍師イッド(強含む)なども豆知識に「魔界の軍師」「魔瘴を操りプクランド大陸を滅ぼそうとたくらんだ」
とあり、異界滅神の意を強く受けた存在だったのだろうと思います。
またラズバーンについて、創世記の記述では下記の記述があり、
「自分の意思をもたない」と表現されており、じゃあ誰の意思を受けてるんだ、といえばジャゴヌバ系列なんだろうなと思います。
続きはまた後日に……。
■マッチポンプ的な、異界滅神の大魔王を通じての魔族支配
に続きます。